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省エネQ&A

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5年以上前に設置したLEDが暗くなっているようです。なぜですか?

お使いのLED照明が暗くなってきたと感じられる場合、LEDが寿命を迎えているのかもしれません。
LEDは、一般的にチップが発する光束(光の量)が70%まで下がった時を寿命としています。
2016年頃までに発売されたLEDの寿命は40000時間が多かったです。
(現在は60000時間が多くなってきました)

お使いのLEDは何年前に設置されましたでしょうか?
1日の稼働時間(点灯時間)が15時間、年間稼働日数が300日の場合、年で4500時間点灯していることとなります。
もし設置から8年以上経っているなら、そろそろ暗くなってきてもおかしくはありません。
ただし、LEDは寿命が来たからと言って、すぐに切れてしまうことはありません。じわじわ暗くなっていきます。

いやいや、設置してからそんなに年数は経っていないよ、という場合、現場環境が影響している可能性も考えられます。 LEDの仕様書をご覧頂くと、使用環境温度の記載があります。この温度の上限や下限で使い続けていると、機器への負担が大きくなる傾向があります。
また、オイルミストや粉塵の舞う場所は、電子機器であるLEDにとって過酷な場所となります。専用のLEDでないと著しく寿命が短くなることもありますので、注意が必要です。

現状のLEDの状態を知るには、夜間に照度計で照度(lux)を測ってみるのもいいかもしれません。
工場の照度に関するJIS基準(JIS Z9110)では、粗い倉庫作業で75~150lux、伝票を見るなら150~300luxとしています。この基準を下回っているようなら、そろそろLEDの交換時期かもしれません。

ちょっと現場に見に来てほしいという方、ぜひお声がけ下さい。
特に省エネLEDを得意としている弊社スタッフが、無料でご相談に応じます。まずはメールでご連絡させて頂きますので、お気軽にどうぞ。

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