1. HOME
  2. コラム
  3. 省エネコラム
  4. センサー付き高天井LEDの効果って? 事前に調べる方法

省エネコラム

Economical use of energy

省エネコラム

センサー付き高天井LEDの効果って? 事前に調べる方法

私どもアイキュージャパンが、工場・倉庫のセンサー付き高天井LEDを発売したのが、2015年。おかげさまで、センサー付き高天井LEDが、徐々にお客様に認知いただけるようになってきました。

さて、センサー付き高天井LEDの導入効果、どのように検討したら良いでしょう?

通常の高天井LEDの場合、現状の照明(水銀灯・蛍光灯など)と、新しく設置するLEDの定格消費電力を比較すれば良いので、そう難しくはありません。
でもセンサー付きの場合は? 気になりませんか?
以下にその方法をまとめました。
お好きなところから読めます。

 

センサー付き高天井LED照明って、いつ電力を消費するの?

以下の図をご覧ください。
センサー付き高天井LED Lumiqs(ルミックス)の場合、人感センサーが照明に内蔵されています。
センサーの検知エリア(薄い灰色)に人やフォークリフトが入ると、検知点灯します。
検知エリアから出ると、一定の点灯保持時間を経て、「消灯」または「ほんのり点灯」になります。

電力を消費するのは、検知点灯時とほんのり点灯時です。
Lumiqsの場合、検知点灯時は定格消費電力の100%、ほんのり点灯時は定格消費電力の20%の電力を消費します。
水銀灯ソケットを活かせる機種 MB-400-E39の場合、定格消費電力は102Wです。
そのため、検知点灯時は102W、ほんのり点灯時は20.4W(102W×0.2)を消費します。
待機時の設定を「消灯」にすると、照明の電力消費はゼロになります。
「ほんのり点灯」や「消灯」の時間が長いと、省エネになりそうですね。

いやいや、人感センサーも電力を消費するのでは? と思われた方!
スルドイです^^
確かに電力消費するのです。
でも0.5W程度なのでご安心下さい。
搭載している人感センサーは、光学レンズで人や物体の発する遠赤外線(熱)を捕らえて信号化し、照明をオン・オフさせる仕組みです。
自動ドアのセンサーが出している赤いビームのように、自ら赤外線を発しているわけではなく、受動的に熱を検知する仕組みなので、消費電力がわずかなのです。
しかも、何回検知しても蛍光灯のスイッチのように摩耗しないので長持ちです。

センサーの仕組みを詳しく知りたい方はこちら

 

一日のうち、どれくらい検知点灯するの?

1日の稼働時間のうち、検知点灯している時間を、「点灯率」と呼んでいます(弊社呼称)。
稼働時間10時間中、検知点灯時間が2時間なら、点灯率20%となります。

以下の表をご覧ください。
センサー付き高天井LED Lumiqsを導入されたお客様の点灯率です。

導入現場 点灯率
建材物流業A社 ラックのある保管倉庫 21%
運輸倉庫業B社 紙倉庫 17%
食品卸売業C社 ピッキング作業+保管 35%
日用品小売業D社 ピッキング作業+保管 30%
飲料品製造E社 製品保管 9%

A社、B社、E社は、フォークリフトを使った作業が中心です。
C社とD社は、パート社員が多く、店舗向けのピッキング作業が中心です。

点灯率は、フォークリフトを使う現場は20%程度、パート社員が多く働く現場では30%台でした。
ピッキング作業の現場では、人の動きが多いので点灯率が高くなりそうに思いますが、実際はそうでもなかったです。
これには理由がありました。以下は、Lumiqsを導入する前の状況です。

    • 午前中は商品入荷。フォークリフトで保管場所へ格納する。そのため、ピッキングエリアはほとんど人がいない。でも、無人ではないので消灯していない←ここ重要!
    • お昼前から、ピッキングエリアを使用。人の動きが多くなる。保管場所からピッキングエリアへの荷物移動も多くなる。
    •  夕方から夜にかけてピッキング作業終了。あとはトラックに積み込みだけ。人が少なくなる。でも、無人ではないので消灯していない←ここ重要!

頻繁に使う場所が時間帯で変わるが、完全に無人ではないので消灯はしていない、という現場なのです。
ここにセンサー付き高天井LEDを設置すると、人がいるところだけ点灯し、いない場所は消灯、もしくはほんのり点灯になります。これが点灯率を下げているわけです。

一日で平均してしまうと、照明の下に人がいる時間って思ったより少ないのですね。
もしかしたら、貴社の現場にも点灯率が少ない場所があるかもですよ^^

 

点灯率って測定できるの?

さて、この点灯率。センサー付き高天井LEDを設置しなくても、実測できるのです。
モニタリングセンサー(写真)を使います。
これは、アイキュージャパンのオリジナル営業ツール。
センサー付き高天井LEDを設置したい現場に1~2週間程度取り付けます。

単3乾電池4本を入れると動作開始。
センサー検知すると、レンズ部分が赤く点灯し、タイマー部分が動き出します。
センサー検知が終了すると、プラス30秒してタイマーが止まります。この30秒は、弊社製品 Lumiqsの点灯保持時間の初期設定値です。
モニタリングセンサーは、Lumiqs製品同様、検知点灯後30秒経過すると待機状態に入るのです。

タイマーは、検知ごとにカウントアップされていきます。
計測を終了するときは、カウントされた数値を記録し、計測期間内の稼働時間で割り算します。

写真は測定結果例です。10時間14分55秒となっています。
この例では稼働時間が177時間だったので、点灯率は5.8%です。

この現場では、全部で5台のモニタリングセンサーを設置しました。

  • 通路手前エリア
  • 通路奥エリア
  • ラック(人通り多い)エリア
  • ラック(人通り少ない)エリア
  • 伝票置き場エリア

それぞれのエリアの点灯率と、該当する照明台数から、エリアごとの点灯率や、全体の点灯率を算出します。
この現場の平均点灯率は18%でした。
1日の稼働時間の18%だけが、照明100%点灯となります。
残りの82%の時間は、「消灯」もしくは「ほんのり点灯」。これは省エネになりますね。

ウチの現場でも測定してみたいな、と思われた方。
ぜひ以下をご覧ください。

 

モニタリングセンサーで測定するにはどうしたら良い?

モニタリングセンサーは、無料でお貸出しすることができます
(Lumiqsをご検討いただけることが前提です^^)

現場での取り付け例をいくつかご紹介します。
モニタリングセンサーは、地面から2~3mくらいの高さに設置します。
天井ではなく、脚立で登れる場所に設置できるのがポイント。
これなら気軽ですね。

検知エリアは以下のようになります。
検知するとレンズ部分が赤く光るので、どこまでが検知範囲なのか体感できます。

設置するときは、どこに設置したか忘れないために、現場写真を撮っておきます。
また、モニタリングセンサーに貼ってある管理番号を記録しておくと、他のモニタリングセンサーと混ざってしまうことを防げます。
取り外し時も同様に、カウンターと管理番号の写真を撮ります。

あとは、設置期間中の稼働時間で割り算するだけ。
簡単に点灯率が測定できます。

そして、点灯率を測定したら、いよいよセンサー付き高天井LEDの効果測定です。
年間消費電力を計算してみましょう。
簡単にシミュレーションできるページがありますので、ぜひお試し下さい。

ご自分で計算される方は以下の式をご参照下さい。

まず現状の照明から計算します。
定格消費電力(W)×年間稼働時間(h)÷1000 = 年間消費電力(kWh)

次にセンサー付き高天井LEDの計算をします

待機時消灯で使う場合
定格消費電力(W)×点灯率(%)×年間稼働時間(h)÷1000 = 年間消費電力(kWh)

待機時ほんのり点灯で使う場合
((定格消費電力(W)×点灯率(%)×年間稼働時間(h) + 定格消費電力×0.2×(1-点灯率)) ÷ 1000 = 年間消費電力(kWh)

そして、現場の照明からセンサー付き高天井LEDの数値を引きます。
これが、削減値(取替効果)となるのです。

Lumiqs製品をチェックしませんか?
水銀灯、蛍光灯、設置済みLED、全てに対応するセンサー付き高天井LEDです。

製品をチェックする

onclick ="ga('send','event','tel tap','フッターの電話ボタン','%{CURRENT_URL}', '1');"