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水銀灯のLED化を検討中です。工事費を抑える方法は?

水銀灯のLED化を検討しているお客様より、「LED本体より工事代の方が高くてね・・・」とお悩みをお聞きすることがあります。
私どもアイキュージャパンは人感センサー付きLEDのメーカーですが、これまでの経験から、工事代を安くする方法をまとめました。
ご参考になれば嬉しいです。

できるだけ平日の日中に工事できるように、現場を調整する

電気工事は、平日の日中なら比較的安価です。
職人さんを集めやすく、深夜料金なども発生しないからです。
日中は現場作業しているから、工事はムリ! というケースもあるかと思います。

でもご安心下さい!

一気に工事をする必要はありません。
作業場を工夫頂くと、少しずつスペースを空けることができ、工事を進められる場合もあります。
空けられるスペースの計画に応じて、電気工事会社は適切な人数の職人さんを現場に投入します。そのため、スペースを確保する計画がしっかりと出来ていれば、平日の日中に安価な工事ができる可能性があるのです。

反対に、休日の深夜は最も工事費が高くなります。
「休日の深夜なら現場作業がないから」を、工事の前提条件としてしまうと、工事会社からの見積もりを見て、びっくりしてしまうかもしれませんね。

工事期間については短ければ短いほうが、高所作業車のレンタル代などが抑えられます。
でも、そこは工事代金総額から見ると僅かです。
それよりも重要なのは、平日の日中に工事を行えること。
照明交換工事をご検討中なら、ぜひ現場のやりくりを工夫してみてくださいね。

照明の数を間引いて減らす

現状の水銀灯より明るいLEDを選び、間引いて設置すれば、その分工賃が下がります。

一般に明るいLEDほど器具代金は高くなりますが、数量が減れば、全体の器具代金が下がる可能性もあります。

ただし、デメリットも考えられます。

明るいLEDを間引いて設置すると、明るさの「ムラ」が発生します。
明るい場所と、ちょっと暗い場所の差が出来てしまうのです。

検討現場の照度分布図は、照明メーカーや代理店より入手することができます。
明るさが等高線状に表示されますので、明るさのムラを確認できます。工事の計画時に、参考にして下さい。

Lumiqs製品の照度分布図のご依頼はコチラ

水銀灯のソケットを活用する

水銀灯のソケットを活用できれば、工事代金が安価に抑えられます。
なぜなら、配線工事および照明を天井に設置する金具や施工費が不要だからです。

水銀灯の安定器(電源)と、水銀灯の傘(セード)を取り外して、電源一体型のLED器具をねじ込むだけで工事終了。

これなら手軽ですね。

ラクラク工事!しかもセンサー付きで省エネ。電源一体型LED「MB-401-E39」

ただし、以下の場合はこの限りではありませんので、ご注意下さい。

水銀灯のソケットと安定器が一体型になっている

安定器の取り外しが出来ないため、ソケットが活かせません。
この場合は、いったん全て取り外して、天井直付けタイプのLED器具を設置する必要があります。

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