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省エネコラム

Economical use of energy

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省エネ大賞受賞のLumiqs 照明制御システム、メリットは?

照明の節約というと、何を想像されますか?
「こまめにスイッチを切る」と思ったあなた! 大正解です。
「ちょっと暗めにする」と思ったあなた! ありがとうございます。こちらも正解です。

照明の節約を、手軽に、そして自動でできたら嬉しいですよね。

この記事は工場・倉庫の照明制御システムについて書いています。
便利で手軽だから、省エネをやり続ける方にはオススメです。

以下のお好きな場所から読めます。

Lumiqs 照明制御システム ここがすごい!

節電はわかっているけど、こまめなスイッチオン・オフはちょっとめんどう。
だって、壁スイッチ遠いし……

Lumiqsの照明制御システムは、そんな壁スイッチがちょっと遠い、大きな工場や広い倉庫向けの照明システムです。
「メッシュネットワークシステム」と言い、照明を無線ネットワークに組み入れています。

  1. 「こまめにスイッチを切る」は、センサーが自動で行います。
  2. 「ちょっと暗めにする」は、タブレット操作で簡単にできます。スケジュール設定もできます。
  3. どの場所が省エネできそうか、ヒントをくれます。
  4. どれくらい節約できているか、タブレットで確認できます。

1と2は、よくありそうな仕組みですよね。
オフィスビルなどで体感したことがあるのではないでしょうか?
でも3と4は、はきっとご経験ないと思います。
これは、Lumiqs メッシュネットワークのオリジナル機能なのです。
以下にご説明しますね。

サクッと概要が知りたい! という方はこちら(動画4分)

動線管理

オリジナル機能の1つ目は「動線管理」です。
人通りの量を、照明配置図上にヒートマップで可視化しています。
これでいったい何がわかるのでしょうか?

mesh network system heatmap

動線管理画面

ズバリ! 答えは、「省エネできそうな場所」です。

え!? どういうこと?
よくぞ聞いて下さいました!
先ほどのヒートマップをご覧ください。

薄い色の場所は、ほとんど人が行かないエリアです。
人が行かないということは・・・省エネ設定OK! という可能性が高いですね^^

この場所の照明は、センサーで自動消灯したら良いし、消灯するまでの時間も短くて良いですよね?
そして、ちょっと暗くてもいいかもしれません。
メッシュネットワークシステムでは、この「省エネできそうな場所」をタブレット上でグループ化することができます。
そのグループに対して、現場の状況に合わせた省エネ設定ができるのです。

例えば、「ここは在庫置き場だから人が行かない」
これがヒートマップで確認できたとします。
その場所の照明をタブレットでグループ化します。
そして、「人感センサーあり」「検知終了後10秒で待機状態に」「待機時明るさ10%」「点灯時明るさ70%」というように省エネ設定を行います。

mesh network system grouping

かんたんグルーピング

いかがでしょう?
貴社の現場で使えそうでしょうか?
もし、照明がいつも点けっぱなしの場合、かなり節約になりますよ。

そして、このシステムでは、どれくらい節約になっているかもわかるのです。
次の「消費電力確認」をご覧下さい。

消費電力確認

照明の消費電力、確認されていますか?
これって、やりたくても意外と難しいですよね。
電気代の請求書だと、エアコンとかその他の機器の消費電力も合算されますから。

照明の消費電力を知るには、分電盤に電力ロガーを設置する、もしくはエネマネ機器を導入ないといけないのが現実です。

オリジナル機能の2つ目が、「消費電力確認」
メッシュネットワークシステムは、照明の消費電力をタブレットで見られるようにしました
これは、市場初(2019年発売当時)の機能。
それぞれの照明が、それぞれ消費した電力を自動計算。グループ単位、もしくは全体で消費電力を合算表示します。
省エネ設定を何もしない場合と、している現在値の比較もかんたん。
グラフをご覧下さい。
1日の消費電力を表していて、7時に点灯・21時に消灯しています。

mesh network system graf

消費電力確認 画面

グラフのオレンジが何も省エネ設定しない場合。
緑が省エネ設定している現在値。
これなら、努力の成果が一発で見えますね!
データやグラフがダウンロードできるので、省エネのレポートにもバッチリ使えますよ。
ぜひ楽に省エネして下さい^^

私たちアイキュージャパンは、省エネをやり続ける人を、Lumiqs製品で応援します。

照明の新しい可能性

さて、問題です。
Lumiqsの「動線管理」は、何を使って人通りを可視化しているのでしょうか?

答えは、すべての照明に付いている人感センサーです。

「動線管理」は、人感センサーの検知データを、ヒートマップ化しています。
これまで照明の人感センサーは、自動オンオフだけに使われていました。
そのセンサーをもっと活用するアイディアが「動線管理」なのです。

私たちは、照らすだけが照明じゃない、と思っています。
だって、照明って現場を上から俯瞰できる絶好の位置にあって、しかも電源が来ていますよね?
いろいろな機器を組み合わせたら、もっと便利で省エネになるはず。

それを可能にしたのが、無線ネットワークです。
Lumiqsのメッシュネットワークシステムは、タブレットから発信された情報が無線で近くの照明に届き、そして照明間を次々に通信します。
そのため、大きな工場や広い倉庫において、タブレット1台で制御が可能なのです。
そしてこのネットワークを使って、センサーの検知データを集めてタブレット上にヒートマップ化したり、消費電力データを集めてグラフ化したりしています。

mesh network scheme

メッシュネットワークの仕組み

このネットワークを使うと、もっといろいろなことができそうですね。
明暗センサーとかカメラを組み込んだり、システムを遠隔操作したりするのも面白そうです。

便利で使い勝手がいい、そして省エネ。
私たちは、メッシュネットワークを通して、これからも照明を超えた価値を提供し続けたいと考えています。
何か貴社でお困りのことなど、ぜひご相談下さい。
アイディアを迅速に製品化できるのも、Lumiqsの強みです。

どんな施設に導入されているの?

プロロジスの「プロロジスパークつくば1-B」に導入されています。
プロロジスは、物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業で、メッシュネットワークシステムを共同開発しました。

prologis Tsukuba 1-B

プロロジスパークつくば1-B

リモコン操作型のBL-640(従来品)と比較して、メッシュネットワークシステムは、28%の省エネを確認。
省エネをやり続けるためのPDCAサイクルに、メッシュネットワークシステムを活用頂いています。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
カタログもぜひご覧ください。
お問い合わせは、ぜひお気軽に「問い合わせ」よりお願いします^^